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2013年4月30日火曜日

岡山の曹源寺

曹源寺といえば、座禅と庭園で比較的有名な禅寺です。

30年ほど以前に同寺で一泊二日の宿坊を経験した事がありました。本堂での座禅三昧は大変でしたけれど、それよりも苦労したのが食事でした。住職の講話から始まる食事が終わるまで正座をしていなければならず、さらに音をたてて食事してはいけないのです。食物が喉を通り過ぎる音だけがやたらに大きく響くのが妙におかしくて、笑いをこらえるのに必死でした。
曹源寺の門の前にある駐車場で車を下りると、案内板が出来ていました。
庭園は眺めた事がありましたが、墓所はてっきり東の吉永町和意谷にあるものだとばかり思っていました。
入り口の大門をくぐると放生池があり、その向こうに山門が見えます。山門を通って石畳をまっすぐに進むと本堂があります。本堂の前から石畳は左右に別れています。左翼の方には経蔵があります。
その経蔵から本堂を眺めたところです。本堂はこの方角からの眺めが一番サマになっています。

さて、本堂の前の石畳を右翼の方へ進んで行くと庫裏があります。ここが修行者の玄関になります。庫裏の右手に庭園へと続く路があり、入場料を入れる箱があります。
庭園に入った場所から見た心字池です。季節が桜とも紅葉とも無縁でしたが、小さな藤棚に白い藤が咲いていました。ここから左手には茶室がありますが、順路としては右手の山路に入った方がいいようです。
心字池の対岸、山側からの写真です。
さらに山道を池の周囲を廻るように進んで竹林に出ます。ここから竹林の中を通って土塀の切れ目から向こう側に墓所があります。写真奥の斜めに登る石垣の路を通って行きます。墓所の中で奇麗な外国の女性がヨガのようなトレーニングをしてたので、早々に通り過ぎます。
ここは本堂裏手にあたります。ここから墓所へと続く石段が伸びています。順路としては、ここで行き止まりなので、先の竹林まで路を引き返します。
竹林を出た、北側から眺めた心字池です。これで、池を一周して庭園散策終了です。

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