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2015年9月13日日曜日

MacOSX86でHDDをパーテションしたら

MacOSX86でMountainLion(OSX 10.8)を運用してました。ある時うっかりとiTunesのアップデートをやっちゃいました。その直後から

boot0:GPT
boot0:test
......
boot0:boot1h?

でストップするようになりました。HDDデータは無事でしたので、一旦別のHDDに全てのデータを移してから該当のHDDをディスクユーティリティーを使ってパーテション(フォーマット)してシステムを再インストール・MultiBeastインストール・4TBのHDDでも起動可能なようにboot loaderを書き換えて修復完成のはずでした。でも駄目だったんです。同じ箇所でストップするのです。

どうやらパーテションが同一の物だとEFIエリアの書き換えまでやってくれないようです。確実にEFIを新規にするにはHDDのパーテションを1から2にした後で再度1に戻してやればよかろうと思い至りました。そこでディスクユーティリティーを使ってパーティションを2個(2TB+2TB=4TB)にしました。そこまではよかったんですがパーティションを2個から1個にする事ができません。パーティションマップは表示できるもののパーティションを変更するためのタブやボタンがグレイに変わって一切の入力を受け付けてくれません。ディスクユーティリティーって結構オバカだったみたいです。

仕方が無いのでterminalでdiskutilコマンドを使う事にしました。使い方のキモは本家アップルのサイトに簡単な説明があります。

https://support.apple.com/kb/PH8292?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP

ですが若干の補足があったほうがいいようです。以下はその補足です。



ターゲットのHDDはMountainLionX86です。デスクトップ上には"MountainLionX86"と"MountainLionX86 2"の2個しか表示されていませんが、実際は3個のパーティション、ここではdisk0,disk2,disk3に分割されています。



disk0から消去しようとしましたがデスクトップ上に表示されていないのにunmountしないと駄目みたい。
diskutil unmount /dev/disk0
とやったら、ディスクを丸ごとunmountするにはunmountでは無くunmountDiskコマンドを使えとの事。
diskutil unmountDisk /dev/disk0
で無事にアンマウント完了。すぐに
diskutil eraseDisk JournaledHFS+ MacProHD GPTFormat disk0
で消去できるのかと思ったらエラー。



ひょっとしてdisk2,disk3を先に消去しておかなければ駄目なのかと、早速消去。でもpartition mapが無いから消去できないとつれない返事。



実際のところdisk2,disk3はunmountDiskだけでOK。後はdisk0の消去でパーティションは1個に戻す事ができました。

このHDDにシステムを再々度インストール・MultiBeastインストール・4TBのHDDでも起動可能なようにboot loaderを書き換えて修復完成となりました。

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