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2013年7月6日土曜日

梅干し作り

今年は庭のしだれ梅に実がたくさん実ったので、それを何かに使えないかと思っていたら梅干しを作ってみたらどうだろう、と思いついたのが5月下旬。ガラス瓶を用意してネットで調べていたら、梅干しには完熟梅でないと難しいような記述がありました。5月下旬の梅の実はまだ青々として硬かったのです。そこで急遽、作戦変更して青い梅は梅酒を作ってみることにしました。

梅酒作りはそれで一段落ついたのですが、次に梅干しを作ってみたくなりました。ただ、しだれ梅では実がいかにも小さい。そこで3Lサイズの南高梅を2kg用意して、漬け物容器として100円ショップで大中のタッパーを買い求め、大タッパーに梅と赤穂の塩を400g入れて、その上に中タッパーを置いて重しとして2Lサイズのピンコロ石をナイロン袋に包んで置きました。

さて、3日もすると梅酢が上がってきましたけれど、大タッパーが小さくて、梅酢が溢れてこぼれそうになりました。しかたがないので、4Lサイズのガラス瓶に移し替えました。そして2週間ほど経過した頃、急に赤紫蘇を入れてみたくなりました。その量がよくわからなかったので、800gほどの赤紫蘇の葉を塩揉みして梅を浸けた瓶に放り込んでみました。これは、2日後の写真です。そうそう、赤紫蘇800gと書きましたけれど、実際には袋入りの赤紫蘇パックを2個で説明書きに、一袋300gで梅1kgに使うとありました。赤紫蘇の葉をもいで、水をよく切って実測してみると重量が800gありました。



赤紫蘇の上にはビニールパックに水を入れた物を重しにいれています。

赤紫蘇を投入後2週間、最初の仕込みから4週間後、土用干しです。



ほとんどの梅は皮が薄くなっていましたが、中に数個だけ、皮が薄くない梅がありました。そのような梅は赤紫蘇の染まり具合が少し悪い。仕込みの際の完熟度が不足だったのかな。

夜間には梅干を家の中にしまい込み、3日間経過しますと、梅干の赤色が増し、硬さが柔らかくなってきました。梅干の表面にも白い小さな結晶が付着してきましたので、土用干しを終了しました。梅干を乾いたガラス瓶に入れて保存し、3日ほどたってから眺めてみたら、底の方の梅干から梅酢が出てきてるじゃないですか。そこで、急遽別に保存してあった赤梅酢で梅干をひたしました。これならガラス瓶の底にある梅干にかかる圧力も少なくなるでしょう。

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