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2013年7月10日水曜日

タモの修理

釣りに使っているタモが壊れてしまいました。どういう経過かと申しますと、タモの網が古くなって各所で切れてまいりました。そこで、古くなったタモ網を交換しようとしました。交換するにはタモをまとめている円いステンレスのワッカをタモの柄から抜かないといけません。タモの柄とは例えば次の写真のようなカーボン製の中空棒にステンレス製のネジが切ってある物です。


このような柄からタモ網のネジが抜けなくなったのです。ネジが抜けないと網も交換できません。抜けなくなったのは、きっと1年間以上も抜いた事がなかったのでネジの部分が錆び付いたのでしょう。でも、ステンレス製ですよ。まさか錆び付くとは思いませんでしたです。ペンチを使ったりクレ55を吹きつけてみたりして3日間悩みました。しかし、遂にというか、ネジの部分がカーボン製の柄とともに折れてしまいました。


見事に折れています。断端の部分は不規則になっています。少し柄の奥にゴム製ストッパーを止める銀色に輝く金属バンドが見えます。

いろいろ探してみましたら、YAHOO shopping (http://store.shopping.yahoo.co.jp/pray/kane-0016.html) でステンレス製の部品を見つけました。


この左側をタモの柄に差し込んで、右側にタモをねじ込むという製品です。ところがこの製品にはサイズがいろいろありまして、15mm,16.5mm,,,とどれを選べばいいのか、よくわかりませんでした。最終的にはこうすればいいとはわかりましたがね。壊れたタモの断端の直径を測定すると15mmだったので、そのサイズを選びました。送られてきた製品をタモの断端に合わせようとすると、小さくてうまく入りません。うーん、こりゃ16.5mmだったかと、再度注文しました。送られてきた製品は、今度はうまく合いました。合ったのですが、金属バンドが邪魔をして奥までピタリと入りません。

そこで、金属バンドも向こう側でカーボンの柄を切断してみました。すると驚き、16.5mmでは大きすぎてブカブカです。15mmなら少し大きめですが、合うようです。実はこのようになっていたんです。


金属バンドより遠位部分は補強のために太くなっていたんです。そこで切断したカーボンロッドに糸を巻きます。写真では接着剤を付けてますけど、ステンレスキャップの大きさがキチンと合うまでは、接着剤は最小限しか使わない方がいいです。


という事で、何とか修理ができました。

今後は、タモは使った後はキチンと柄から外して保存するようにしよう。

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