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2014年8月4日月曜日

KINIVO USB bluetooth dongle BTD-400 in OSX 10.5.8 Leopard

最近販売されている USB bluetooth アダプター が OSX 10.5.8 で使えるのかどうか試してみました。KINIVO BTD-400 Ver. 4.0 という製品は、2012年製添付文書によれば対応OSは Windows8, Windows7, Vista, Xp となっていて OSX には対応していません。ですから、このアダプターを PowerMac G5 の USB 端子に差し込んでみても認識されません。ただし、OSX 10.8.5 ならば何もしなくても認識されますよ。



そこで前回やった kext の Info.plist の書き換えをします。するとうまく認識されて使えるようになります。ただどの程度使えるのかは試してみないと分らない。



productID=0x21e8(8680)
vendorID=0x0a5c(2652)

という認識で書き換えた Info.plist では MediaLink BT4.0 adapter と同じになっています。

これを Apple wireless keyboard 2011, magic mouse で使ってみました。ペアリングは簡単にできました。再起動してもマウスやキーボードを自動的に認識します。ですので通常の使用には問題ありません。しかし、スリープからの復帰は不可でした。HID Proxy 非対応ですね。「コマンドキー+S」や「オプション起動」はできません。

余談ながら、KINIVO BTD-400 を X86 OSX 10.7.5 で使ってみました。本例と同様の Info.plist の書き換えしないと認識されません。使っていて kernel panic が2回ありました。一度コンピューター本体の電源を切ってから起動してみると kernel panic をきたさなくなりました。

この KINIVO BTD-400 Ver. 4.0 と同等の製品があります。



I-O DATA の USB-BT40DLE です。そもそも使われているチップが KINIVO BTD-400 同じ Broadcom製で同一の productID と venderID を持っています。使っている側からは、この2製品は同じ製品に見えます。通常の使用には問題ありませんがスリープからの復帰は不可で HID Proxy 非対応です。まあ、いずれの製品にしても OSX 非対応なのに OSX 対応を謳った製品の方が使えないという皮肉な結果になりました。