Belkin USB bluetooth dongle F8T016 を Mac OSX 10.5.8 (Leopard) で使ってみると、Option 起動は可能、コマンド+S 起動も可能、スリープからの復帰も可能ながら「Bluetooth デバイスがスリープを解除することを許可」にチェックが入らないという問題です。問題にしなくても放置しておいても実用的には何の問題もありません。同じ dongle を Mac OSX 10.8.5 (Mountain Lion) でやってみるとチェックが入るのは確認できていましたから、Mountain Lion の書式を真似して Leopard にパッチを当てればいいのでしょう。
その場所は "/System/Library/Extensions/IOBluetoothFamily.kext/Contents/Plugins/BroadcomUSBBluetoothHCIController.kext/Contents/Info.plist" にあります。そのInfo.plistの内容です。
●これは OSX 10.5.8 (Leopard) の Info.plist を Property List Editor による一部表示です。
●そしてこちらは OSX 10.8.5 (Mountain Lion) の Info.plist を Property List Editor による一部表示です。一見して分るのは項目数が増えている事です。
これは OSX 10.8.5 (Mountain Lion) のInfo.plist の中の belkin USB dongle F8T016 の定義部分です。一番上の行の右側にある <> は明らかにゴミなので削除して下さいね。
この定義部分を"PASTE HERE !!!" の部分にペーストします。以前にペーストする場所を "Microsoft Bluetooth 2.0 USB Dongle" の下に置いてみたら動作しなかったので、上にしておいた方がいいかと思います。
ただし、Mountain Lion と Leopard ではその記述に若干の違いがあるので、ペーストしたものを一部 OSX 10.5.8 用に修正します。
これは OSX 10.5.8 (Leopard) にパッチ後のProperty List Editor による表示です。ついでですから Belkin 以外にも IOGear や MediaLink の定義も追加してみました。
最終的に、システム環境設定のBluetoothの詳細設定で、うまく「Bluetooth デバイスがスリープを解除することを許可」にチェックが入るようになりました。
ただ Belkin USB bluetooth dongle F8T016 といってもバージョン違いがあるらしく、F8T016ng という製品を使いました。F8T016ne でもOKらしいとはネット上の情報です。分らないのはパッケージのどこを探しても ng やら ne などの表記がされていない事です。
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