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2015年11月16日月曜日

カーナビに求めるもの

(1) カーナビを使い始めたのは2008年頃だったかと記憶する。当時購入した車にディーラーオプションとして装着したのだ。購入して数ヶ月もしない頃、タッチパネルの一部に押さえても反応しない箇所がある事に気がついた。しかし、当時はタッチパネルはそんなものだろうと思っていた。しかし反応しない領域は確実に広がり続け3年もするとタッチパネルの四分の一近くが虫食い状に無反応となった。そうなるとさすがに地名検索にも事欠くのでディーラーで相談したら、壊れかけてますね、との事。

(2) そのカーナビを購入して最初に検索した地名は出雲大社だった。しかし出雲大社の登録が無いのだ。「いずもたいしゃ」の登録すらなかったのだ。世界に冠たる車メイカーがこんな製品を装着させるという事実が不信感の芽になってしまった。結局、三度道を間違いつつも目的地に辿り着けたのだけれど。

(3) その1年後、九州の山の中で道に迷わされてしまった。一周4KM程の周回路を三回ほど走っていれば、何か変だと気がつきます。カーナビの指示に従わないようにしてやっと脱出できた。

(4) その2年後、大阪へ出かけた時、関西国際空港へ行ってみようと高速道路をひた走っていた。ところがカーナビが高速道路を降りろと何度も繰り返す。変だなぁと思いつつも、高速道路を降りたら、今度は道のない方角へ行けと指示を出す。ゆっくり走行していればカーナビが案内してくれるだろうと思っていたら、カーナビが黙り込んでしまった。仕方なくカーナビ抜きで高速道路方向へ向かっていたら運良く合流できた。勝手なもので、高速道路入口が見えた頃になってカーナビが案内を再開した。

(5) 神戸市内の一般道路から西へ向かおうと阪神高速に乗ろうとした。しかしカーナビは北へ向かえの一点張り。最寄りの阪神高速入口を探そうとしても車が動いている時にカーナビは操作できないし、いつの間にやら六甲山の北側まで出てしまった。どうやらカーナビは無理矢理でも山陽自動車道まで案内するつもりらしい。

●こんなお馬鹿な目に何度か遭いカーナビを新しい製品にした。古いカーナビは交換時にたたき壊して下さいと言っておいた。新しいカーナビを選ぶ際に幾つかの条件を課した。(4)の事例から二階建ての道路を走行していてもどの階を走行しているのか判断できる能力。あの件は一体何が悪かったのかさっぱり分からなかったけど、冷静に考えてみれば、カーナビが二階道路を走行している時に一階道路を走行していると判断し、一般道路を走行している時に高速道路を走行していると判断したのだろうと見当がついた。(5)の事例から最寄りの高速道路のICを表示でき、どのICへ行くか選択できる機能。もっとも最近のカーナビならこの機能が付いている製品が多いみたいです。さらに、出来れば車の走行中でも目的地の検索や変更ができる機能(助手席からね)。

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