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2011年4月28日木曜日

ブツエビとシラサエビの飼育

昨年後半から今年にかけて九十センチメートル水槽に水草と枯れ木を入れ、温熱器で摂氏十六度程度に調節した環境でブツエビとシラサエビの飼育をしてみました。
●ブツエビ五十グラムを釣り具屋さんで買って来ました。これを水槽に入れると、ブツエビは体が小さいせいかあまり目立ちません。餌としては熱帯魚グッピー用の細かなものを毎日では無く、ときどき与えていました。しかし、一週間たち二週間経過するうちに一定数のエビが死んでしまいます。三ヶ月経過する頃にはエビは全滅しました。
●シラサエビ五十グラムを同じく買って来ました。シラサエビは体が大きいので人目を引きます。まあ、見栄えがよろしい。餌としてブツエビと同じ物を与えたり、冷凍赤虫を与えたりしていました。でも、どうもそれらの餌は好みじゃないようです。何故かというと、水槽内に入れている水草が驚く程食い荒らされてしまったからです。シラサエビには餌として水草以外の物はあまり必要じゃないようです。それでも、三ヶ月もするとエビの数が激減しました。どういった環境要素が不都合なのかわかりませんが。ただ、言える事が一点だけあります。シラサエビが五匹にまで減ってから、数の減少が止まっています。多分シラサエビを飼うには大量の水草と少しのエビの数が一番肝心なのだという印象でした。

【5月22日追加】
シラサエビのいる水槽に新しく水草を補給してみました。どうやらシラサエビの好きな水草の種類があるようですが、水草が増えるとエビは喜ぶようです。シラサエビに食べられたり日照不足で背丈が低くなった水草は交換した方がいいです。
でも、そのような水草を別の容器に入れて、太陽光を照射してやれば元気を取り戻します。この方法には一つ注意点があります。それは夏場にこれをすると、小さな容器に入れた水が湯になってしまい、せっかくの水草が煮上がってしまうことです。その点に注意すれば水草のリサイクルができます。

以上から、
(1) シラサエビの個体数はなるべく少ない方が良い。
(2) 水草をかなり多めに入れてやる方が良い。
(3) アオコの予防にプレコを入れてやると効果があるが熱帯魚と同居は避ける。
(4) 植物の飼育に水面は低い方が良い。水の深さは水草の高さ程度とする。



【8月30日追加】
シラサエビです。飼育を開始してから二ヶ月ほどで、三匹までその数を減らしましたが、その後はずっと一定で、脱皮を何回か繰り返した後の現在、水槽の中を我が物顔で走り回っています。たった三匹ですが、その食欲は旺盛で赤虫をやってもすぐに食べてしまいます。

【11月5日追加】
シラサエビはその後やはり三匹のままです。ずいぶんと体が大きくなってしまいました(デブと言うべきか)。最近は一時ほど水草を食べなくなりました。思うに、たった三匹で、あれだけ水草がボロボロになるまで食べ尽くすのですから、十匹ほど飼っていたら、どんな奇麗な水草ディスプレイをしていたとしても、悲惨な光景に変わるんでしょうねぇ。水草を楽しみたい人には、シラサエビは向いていないと思います。

【12月19日追加】
その後、シラサエビはこのようになりました。
おいしかった。

というのは冗談です。近所のスーパーで食料用に売られていたシラサエビです。当家の三匹のエビも大きさがほぼこの食料用エビと同じ大きさになりました。

【2012年5月19日追加】
とうとうシラサエビが二匹になってしまいました。昨日までは元気に動き廻っていたのですけれどねぇ。

【2012年5月29日追加】
さらにシラサエビが一匹になってしまいました。調べてみると、このエビの寿命は一年程度ですねぇ。

【2012年7月4日追加】
最後に残っていたシラサエビ一匹が死んでいました。いままで体色が透明な灰色だったものが、少し黒みを帯びてきて間もなくの事でした。

2011年4月25日月曜日

コンピュータで視聴したデジタルテレビ番組をBlu-rayに焼く

 視聴すると申しましても、Mac OSXでデジタルテレビ番組を視聴するには、カメレオンUSB FX2のように、ちょっと凝った装置を必要としますし、そのサポートソフトウェアもリアルタイム視聴は未だに不可能で、録画機能だけのようです。
だから、そういう方面の話では無く、今回はWindowsマシンにPT2というデジタルテレビ録画機能を持ったハードウェアを使った話です。PT2とは言わずと知れたアースソフトのPT2です。これって、ソフトウェアの設定が面倒なのですね。だって、使っているWindowsマシンがWindows7(64ビット版)なものですから。メーカーの方のアースソフトの方でもPT2の対応OSからWindows7を除外していますね。

 まあ、それでも、インターネット上にあるお助けサイトを参考にして、一時間程でTVtestが動作するようになりました。でも、その後の自動録画ソフトのTVRockの設定には手こずりました。何が問題になったかというと、同時に二番組同時録画ができなかったんです。最終的に二週間後BonDriverを更新してTVRockの設定をやり直した結果、やっとまともに録画できるようになりました。

 さて、こうやってコンピュータのhard drive上に録画ファイルが出来上がります。そのファイル形式は動画がm2v形式で、音声がaac形式を合成したTS形式になっています。さて、このTS形式の動画ファイルなんですが、Windows上ではごく当たり前の動画形式になってきたようですが、Mac OSXではOSの方が「何?それ?分からんなあ?」とでも言うかのように無視されます。QuickTimeではサポート外だと言われますのでねぇ。まっ、要するにOSXではTSファイルを扱う為のドライバー(kext)が存在しないんですよ。これはアップル社の方針なので仕方がありません。

 もちろん少数ながらサードパティ製の製品があります。視聴ソフトとして唯一と言っていいのはVLC(free)だけです。ただ、暗号化されたTSファイルは再生できないんだとか、でも今回の話は暗号化されていないファイルの話なので問題ありません。なにもBlu-ray Discの暗号化を解除したいという話ではないのです。あと、動画変換ではXilisoftの動画変換ソフト(有料)がTSファイルのmpeg4への変換に利用できます。ただ、m2v(mpeg2)形式の動画をH.264(mpeg4)形式へ変換するにはフルハイビジョン画質となると CPUがCore i7 でも大変な時間を要します。Core i7 2.66GHz の一時間番組の動画変換に七時間ばかりかかります(あまりに長いので適当)。

 ではMacでは一旦mpeg4形式にすると扱い易くなるのかというと、まあ、そうなんでしょう。QuickTimeでも再生できますしね。それにTS形式のファイルと比較してファイルの大きさが格段に小さくなります。それで、録画した動画をTS形式からmpeg4形式に何日もかかるような時間をかけてどんどん変換して行きました。でも1TByteのhard driveを使っていても、やがて動画ファイルでいっぱいになってしまいます。そうなると、blu-rayに焼き付ける事を考えるようになります。

 Mac対応のblu-ray光ドライブはIO-Dataから発売されています。USB接続の外部ドライブタイプでしたが、初代の製品を購入しました。その添付ソフトはWindows Xp用で、今回Windows 7にインストールしようとすると、未対応だとしてインストールできませんでした。その話はとりあえず置いて、この光ドライブに対してToast9+BDオーサリング対応のプラグインソフトを使ってみたのは、もう二年近く昔だったでしょうか。喜んでmpeg4動画を焼き付けようとしたのですが、いきなり動画ファイルの再エンコードを始めました。それも一時間番組の変換に十二時間以上かかったような気がします(当時は PowerMac G5で作業していた)。これでは焼き付け以前の問題で挫折せざるをえませんでした。いろいろファイルを変えてやっている内に、DVDのファイルフォーマットである、動画m2v+音声ac3という組み合わせで、かつ、画像の解像度が720×480ならば再エンコードしない事を発見しました。しかし、この解像度を超えるようなハイビジョン画像では、動画m2v+音声ac3という組み合わせでも再エンコードにかけられていたのです。

 で、今回はCore i7+Toast10+BDオーサリング対応のプラグインソフトなので、相当速くなっているのではと期待して作業しました。というのは最後の話で、以下はWindows上の話です。

 Windows 上でMurdoc Cutterを使って動画ファイルからコマーシャル部分の消し去ります。余談ながら、録画装置でコマーシャル部分を録画しない機能のある製品があったらしいのだが、訳のわからない横車を押す連中の手にかかってその製品は葬られてしまったようだ。ときどき凄いと思うコマーシャルがあるけれど、そういったのは見たいコマーシャルになるけれど、大半は屑ですからねぇ。まあ、民放じゃまともなドラマひとつ作れなくなったようだ(これにも例外はあるが、昔のように「これを見ろ!」という鬼気迫る作品は皆無)から無理もありません。あまつさえ、規制緩和の流れに逆行するかのように、質の悪い番組まで暗号化してしまうし。その上でBonTSDemuxを使って映像と音声を分離。tsMuxeR GUIを使って再びTSファイルに戻す。面倒なようだけど、これやっていないと、音が消えた動画だけの映像になっている事がある。

 Blu-rayへ焼き付けるために、そのままtsMuxeR GUIからImgBurnへと行ってもいいのだが、Blu-rayのメニューを作れないようなので、メニューが作れるというMultiAVCHD4.1を使ってみた。最初はエラーが出ていたので、エラー潰しをしてから使ってみると、これがあっさりとBlu-rayが焼けてしまった。それも短時間で。二時間番組だと、オーサリングに10分程、ISOイメージファイルに書き出すのに半時間程、ISOイメージファイルをBlu-ray光メディア(BD-RE)に焼き付けるのに二時間程だった。話はこれで終わりにしてもいいのだけれど、実はメニューが日本語にならず、文字化けしてしまった。MultiAVCHD4.1はメニューに日本語が使えないのだそう。

 それで、以後の操作をMac OSX上のToast10+BDオーサリング対応のプラグインソフトでできないかと試してみました。MultiAVCHD4.1を使って作成したBDMVフォルダの中の映像ファイルは動画m2v+音声ac3という組み合わせになっています。ただ、デフォールト状態では4Gbyte以上のファイルは分割されるような設定になっていますので、分割させないようにそれを解除しておきます(Toastでは一作品一ファイルなので)。出来上がったファイルは数字で素っ気ないファイル名になっていますので、それをよくわかる名称に変更してもいいです。これをMac上へ転送してToastを使ってみると、ハイビジョンの解像度なんだけれど、再エンコードされません。これはToast9とToast10の一番大きな違いじゃないでしょうか。おかげで、短時間で立派な日本語メニューつきのBlu-rayが焼けました。

【追記】8GByte(この値は適当です)を超える動画ファイルから音声が途中で消える現象はTOASTに原因があるのでは無くて、MultiAVCDH4.1のバグですね。
 MultiAVCDH4.1のバグは他にもあるようで、例えばBS11の動画ファイルは長さが短くても、一旦MultiAVCDH4.1を経由させると音声がすべてどこかへ飛んで行ってしまいます。

それにつけてもMac用のBlu-ray視聴ソフトが無いのにも困ったものだ。

2011年4月12日火曜日

iphoneのバッテリー交換

ほとんど三年近く使ってきた iphone 3G のバッテリーが消耗したようで充電してもすぐに充電が必要になりました。そこでバッテリーの交換をしてみました。バッテリーはネット上を調べればすぐに見つかりました。その値段¥1500円也。

参考URL
d.hatena.ne.jp/takashyx/20090719/p1

iphone ドック側の二本のネジを外した上で、液晶面を吸盤で吸い付けて開いてゆくわけです。しかし、いきなり勘違いをしていた。開くのは液晶面だけなのに、その周囲の金属枠も一緒に開くのだとばかり勘違いして、ドック側のプラスチックの一部を欠損してしまった。そうして、やっとのことで勘違いに気がついた次第。分解は、それ以後、順調に進みました。バッテリーは長辺の二辺に沿って接着されています。それは交換用のバッテリーを眺めてみれば分かりますから、その上でバッテリーを剥がしてゆくとうまくゆきます。そうしてバッテリーの交換完了

さて、分解したパーツを組み上げてみると、、、、液晶がうまく閉まらない。何かがひっかかっている。この状態で無謀にも iphone の電源をオンにしてみた。案の定、何の反応も梨のつぶて。iphone の外側を眺めていると、カメラの位置がズレている。再度分解。カメラから延びているソケットに基盤がうまく嵌っていないようだったので、基盤で押さえつけるようにして何とか液晶を本体に嵌め込む事ができた。

電源をオン。今度は無事に iphone が起動できた。電話も無事にかける事ができた。日付は2000年1月1日に、時刻は出鱈目になっていたため、これを訂正。日付と時刻合わせは「設定」->「一般」->「日付と時刻」で設定する。そしてカメラを起動してみると、カメラが動いていない!

何が駄目なのか確認のため、再々度分解。うーん。どこが悪いのか分からないまま、再度組み上げ。やっぱりカメラだけ動かない。二ー三時間考えていたら、やっと思い当たるフシに行き着いた。カメラから延びているソケットと基盤がうまく嵌っていないのだろうと。つまり、基盤を iphone に納める前に基盤の裏側から問題のソケットを嵌めてやらないと駄目なのだと。

再々再々度分解、組み上げ。ここまでくると手際が良くなる。分解から組み上げまで、五分間も必要としなくなった。こうしてやっとカメラが動作するようになりました。

iphone のバッテリー交換は分解は簡単だけれど、組み上げの方は難しかった。
最後に破損したドック側のプラスチック片をアロンアルファで接着して作業終了。

それにしても、iphoneを最初に組み上げ途中に電源スイッチをオンにして何の反応も示さなかった時には冷や汗が出ました。

【2011/12/14追加】
肝心の交換用リチウム電池パックをオークションで入手したのですけれど、どうやらこれが最低の品物だったようです。どの程度、いたんだ電池パックなのか事前に調べる方策が無いので仕方がなかったんですけれど、電池交換後も、電池の消耗を示す挙動は変わり無く、否、もっとひどくなってしまいました。以前ならば充電後、iphone3Gをまったく使わない状態で1週間程度は充電の必要が無かったのですけれど、同じことを電池交換後にすると3日もすると電池切れでiphone3Gは自動的にシャットダウンしてしまいます。