羅生門は備中の石灰岩台地にできた巨大なシンクホール(ドリーネ)です。ここを目的にドライブする程素晴らしい景観を目にする事ができるわけでもなさそうなので、あまり期待して行くものではありません。実際のところは、中国縦貫道路北房ICで下りて満奇洞に行き、次に井倉洞に行く途中で看板を見かけたので、立ち寄ってみたのです。
これは2009年に設置された案内板の一部です。奇岩の発するオーラもいいのですが、付近の植物観察もいいものです。
これは、洞門の下付近の小道の脇の風景ですけれど、一面の小石は崩れている石灰岩です。その小石に苔が生えています。別の場所にはシダも。こういう小道を保守してくださる人達の力に感謝いたします。
駐車場からコンクリート製の小道が続きますが、案内板の所で小道を外れ、急なくだり坂を降りて行きます。
これは最初に見えてくる第一洞です。道はこの洞門に向かって下っています。
第一洞の真下の小道です。周囲の草木がいい景観になってます。
正面に見えるのが第二洞です。右手の方向を見ると
こちらが第三洞です。その下には見晴し台が設置されていまして、そこから
第四洞を眺める事ができます。しかし、その近くへは立入禁止となっています。きっと、傾斜が急なんでしょうね。
案内地図です。道を間違えて、左上の方向に進んでしまわないようにしないといけません。何もありませんから。この地図をよく見ると、点線で囲まれた場所が第四洞から先の、おそらく地下にある鍾乳洞窟なんでしょうね。それを先の方に目で追ってゆくと、駐車場からの小道と交差しています。
それで判りました。これは駐車場から続くコンクリートの小道に左手に見えた洞窟です。これもシンクホールでしょうが、第五洞とでも命名できそうです。
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