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2013年11月5日火曜日

山口県へ行ってみた(2)


これは宇部の常盤公園内にある石炭記念館です。高い建物の右下に見えるのはD51蒸気機関車です。常盤公園や石炭記念館の入場料は無料です!


石炭記念館の前庭に屋外展示している機械類です。右奥が単胴コース巻上機で、左手前がランカシャーボイラーです。


これ、炭鉱内で使用された人車ですが、屋根までの高さが50cmあるかどうか。こんなものに人が乗ってたんですね。


記念館の中も昔使われていた機械類の展示が主体です。でもこのような模型も結構あります。見事な作りの模型です。この模型の下の方には炭層の断面模型があります。


これは別の炭層模型です。左側の数値が地表からの深さ、その右が各地層の厚さです。大派や五ツ段というのが炭層でそこから出土した石炭が大派炭や五段炭と呼ばれていたようです。


さて、常盤公園を出て、ガスタンクを目印にして、昔住んでいた場所を探してみました。ガスタンクの数がいつの間にか2個に増えてました。


昔の海と埋立地の境には、こんなコンクリート製の波止はなかった。それに、波止の向こう側に海は見えないし。


やっと、波止の向こう側に海がありました。でも、昔は漁船が停泊できる深さは無かった。きっと浚渫したんでしょう。奥に見える埋め立て地からすると、この近くに住んでいたのです。

当時この辺りから、ガスタンクを左手に見ながら何もない海岸線を歩いてゆくと、底に穴が開き海岸に引き上げられたポンポン船がありました。


小串通りから見た煙突です。でも、何やら鉄板に覆われてしまってます。この煙突にはちょっと悲しい思い出が。


最後に、これは黒崎海岸にあるピーヤ(常盤公園の石炭記念館の説明ではピヤー)と呼ばれる海面に顔を出した海底炭鉱からの空気穴だそうです。海岸ともなれば、釣り人が来るのだろうし、多少の駐車場所はあるだろうと思っていましが、駄目ですね。まるで人の来るのを拒絶するかのように、計算され尽くしたかのように、駐車場所がまったくありませんね。で、かなり遠方から写真にしてみましたけれど、ピーヤが米粒大ですね。

まあ、そうでしょうね。あそこは生きている人があまり立ち寄る場所ではなさそうですから。

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