主な機能はWifiを使ってネットワーク接続できる事。
次にSD_Card上にApple II用のイメージファイルを置けること。
Raspberry pi Zero 2 W を使ってインストール
まず、Raspberry Pi Imagerを使ってRaspberry Pi OS(Bookworm 64-bit) Lite
をSD cardに書き込みます。
そのSD cardをRaspberry piに装着し、windowsマシンとUSB経由で接続します。
そしてWindowsマシンからsshでRaspberry piに接続します。
接続後
wget --no-cache -O - https://raw.githubusercontent.com/tjboldt/Apple2-IO-RPi/main/RaspberryPi/setup.sh | bash
でインストールできるとあるのですが、簡単にはできません。
ほとんど諦めかけました。
まずRapberry pi OS ですが、最新のOSでは駄目でした。 ちょっと古いBookwormを使ってうまくできたはずなのですが、 最後の部分で Unit file raspi-config.service does not exist というメッセージで止まってしまいます。 まあ、これは無視してもいいようですね。 問題はsetup.shというスクリプトの最後の方
sudo systemctl disable avahi-daemon.service
sudo systemctl disable triggerhappy.service
sudo systemctl disable raspi-config.service ← ここでエラー
sudo systemctl daemon-reload
なのでdaemon-reloadやってないだけなのです。
まず
sudo systemctl status apple2driver
としてドライバーが動作しているか確認します。
active(running)
という表示がされれば動作はOKです。
そして最後の行にあった
daemon-reloadを動作させます。
sudo systemctl daemon-reload
その後
sudo reboot
で再起動。
なのですが、Apple IIのモニター画面には"."が表示され続けるだけで 一向に前に進んでくれません。
いえ、これでうまく動作できる場合もあるようですので、その場合はここまでお終いです。
さて、ここから始めのwgetの行まで戻ります。
wget --no-cache https://raw.githubusercontent.com/tjboldt/Apple2-IO-RPi/main/RaspberryPi/setup.sh
でsetup.shというスクリプトをダウンロードします。
ここで
git config --global pack.threads "1"
というオマジナイを入力します。
setup.shはそのままでは実行できないので
chmod 777 setup.sh
sudo ./setup.sh
でスクリプトの実行が始まります。 これで以後は前回の通りです。
エラーが出て気持ちが悪いという人は
nano setup.sh
としてスクリプトの最後の方にあるraspi-configの行を削除して
sudo ./setup.sh
とすればエラーが出なくなるはずです。
Raspberry Pi Zero 2 Wはメモリが512MBしかないので、gitがマルチスレッドでpackを処理しようとするとメモリ不足になり、クローンが壊れた状態で完了してしまう。結果としてビルドされたバイナリも不完全で、Apple II側ではドットが延々と出るだけ(通信が確立できない状態)になっていたのかもしれません。
git config --global pack.threads "1"
これでgitのpack処理をシングルスレッドに制限し、メモリ消費を抑えることができます。
Apple2-IO-RPiカードは2台製作していまして、
1台目はうまく動作したのですが、2台目が動きません。
画像左の5段に並んだ最下段は74LS245 Data Bus Buffer
一方、画像最上段は74LVC245 Input Level Shifter
つまりどちらも245なので、これを一緒の物だと勘違いしていた訳。
最初に提示した画像の左最下段にあるTTLで、これが74LVC245だとわかるかもしれません。
そういう次第で、何度やってもApple II側でApple2-IO-RPiカードの起動ができなかったのです。
途中でモニターに落ちていました。
最初の画像でEEPROM AT28C64Bのソケットのチップが入っていませんでしたけど。
これには訳がありまして、Apple2-IO-RPiカードの起動ができない間、何度もApple IIスロットにカードを
抜き差ししていて、疲れていたんでしょうね。逆刺ししてしまいました。そしてAT28C64Bは昇天してしまいました。
気を取り直してApple2-IO-RPiカードに向かいます。使うRaspberry Piには何種類かあります。
1)"Raspberry Pi Zero 2 W"を使うクラシックハードウェアと呼んでいる物。
2)"Raspberry Pi Pico"を使う物。
ここでは1)の方しか試していないので、2)は省きます。
1)の場合は"AT28C68B"というEEPROMにコントロールブログラムを書き込む必要があります。その際にはEPROM Writer(XGecu Pro T48)を使用しました。ただ、解説をよく読むとEPROM Writerが無くてもユーティリティ・プログラムが用意されているという記述があります。ユーティリティはGitHubのリリースにあるApple2-IO-RPi.hdvドライブイメージに含まれています、との事ですが、とんでもなく面倒そうなので、多分私ならどこかで間違えそうです。ですので試していません。
次に、その書き込みをするデータ(AT28C68B.bin)なのですが、どこにあるのか分かりませんでした。最近は眼前にあっても気が付かない事が多くて。数日の後、偶然に見つけることができました。
https://github.com/tjboldt/Apple2-IO-RPi/releases/latest
にありました。その過程でよくよく見たらkiCAD用のデータがあるではないの。(https://github.com/tjboldt/Apple2-IO-RPi/tree/main/Hardware)これを使えば生基板を買わなくても格安基盤製作メーカーに発注できるではないの。残念な事をした。
さて、完成したApple2-IO-RPiをApple IIに取り付けて電源を入れるとモニター画面にドットが連続して表示されます。
ここで
-shell
と入力すると80カラムモードになりraspberry piのホームディレクトリの表示になります。
ここから先に何をしたらいいのか、しばらくはわかりませんでした。何故なら、すでにFloppyEmuは手持ちにあったので Apple2-IO-RPiのSD cardに何を書き込むのかが解らなかったのです。
しばらく後、Apple II用のMidi cardを入手しました。そのcardをApple IIに取り付けて、はて?これをどうやって動かすのだろうかと悩みました。何しろ付属していると思っていたドライバーが書き込まれたフロッピーディスクが無かったのですから。それはネット上の某所にありました。入手したドライバーファイル(MIDIPLAY.HDV)を解凍してみると、容量が32MBのハードディスクに書き込むためのファイルでした。
始めはFloppyEmuから起動すれば問題ないだろうと思っていました。しかし遅まきながらそれは無理だろうと考えるようになりました。
そこでApple II SCSI CardをApple IIのスロットに取り付けて、それにExternal SCSI Hard Driveに接続した上で、ADTProの出番です。Windows上にあるHDVファイルをADTProを使ってApple IIのExternal SCSI Hard Driveに書き込んでみました。
何しろシリアル転送なので32MBのファイル転送には2時間以上かかったはずです。
そしてApple IIをreboot。あっという間にドライバーファイルの起動完了しました。ただねぇ、500MBのHard Driveのたった32MBしか使わないというのは、大変にもったいない話。それにHDV,2MGといったファイル拡張子を持ったファイルをいちいち2時間以上もかけてADTProで転送するのも大変だ。何とかならないか?
ここまできて、やっとApple2-IO-RPiの存在を思い出しました。
そうなのです。Apple2-IO-RPiはWiFi経由でネット接続ができるのです。ですので、Windows側から例えば"WinSCP"などを 使ってApple2-IO-RPiに接続してやればいいのではないかと。実際にやってみると32MBのファイルなんてあっという間に転送完了してしまいました。




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