春歌、その甘美な音の響き。
かつて大学の寮生活を始めた頃に聞いた。今はどうだろうと調べてみたら、無いのです。どうやら絶滅したみたいです。
あまつさえ、春歌の意味さえ別の物になっているようです。えっ?春の歌だろうって?いえいえ、例えば、こんな調子。
【青い山脈の曲で歌う】
ちちもでたでた、けもはえた。
わたしもおんなになりました。
あおいぱんてぃーひざまでおろし、
はやくきて、はやくしないと、ままがくる。
まあ、こんな歌です。当時の寮生だったら、最低でも10曲程度は歌えたし、中には20曲以上、歌えた猛者もいた。
他にも、よく歌われた物に「江戸は八百町、夜の街を逃げるは、大泥棒のお万、その後を追うは、目明し金太。」
という解説で始まる【金太とお万の歌】もいろんなバリエーションがありました。
そんな春歌をまとめた本でもないものかと探してみるのですが、さっぱりみあたりませんねぇ。まっ、これだけ音楽の著作権がかまびすしくいわれるような時代じゃ無理もないか。
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