最近入手した絵葉書に「備中稲荷山のケーブルカー」というものがありました。
そんな物が稲荷山にあるとは知りませんでした。調べてみますと第二次大戦前にはあったんですねぇ。それが戦争の激化にともなって、金属供出の憂き目に遭って解体されてしまったんですねぇ。
今まで知らなかった話なので是非とも現場へ行ってみたくなりました。それに翌日の日曜日は暖かくなるという天気予報でしたから。
最上稲荷の旧本殿の左側の石段を登って行くとコンクリートの柱に支えられた展望台のような構築物があります。
その構築物の上に出た場所の写真です。ケーブルカーの出発駅の山下駅は旧本殿の場所にあったとのことなので、後に作られたのでしょう。
同じ地点から少し左を向いて撮った写真が次の写真です。
写真では奥の方に少しだけ石の階段が見えています。この石の階段部分を山の上の方向に向けて撮った写真が「最上稲荷の奥の院(1)」にある石段です。この長い石段は、絵葉書の中のケーブルカーの左側にある石段の一部にちがいありません。
さて、長い山道を一時間も登って行くと平坦な広場に出ます。最初はここが奥の院だと思ったのですが、昔のケーブルカーの山頂側の奥の院駅があった場所だったのですね。奥の院まではさらにしばらく歩く必要があります。「最上稲荷の奥の院(3)」に続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿